地盤調査を6ヶ所もやっていても、いざ掘ってみると違っていることがあります。
このお宅では固い地盤を掘り進むと粘土層が出てきて、所定の深さを超えて掘り進むと次の固い支持層が出てきました。
この場合粘土層の上に建てるわけには行きませんので、所定の高さまでコンクリートで固めます。
これをラップルコンクリートと言って、鉄骨造やコンクリートラーメン構造などに使わる地盤改良工事です。
柱とベース、それを繋ぐ地中梁で構成された鉄骨造の基礎配筋です。上部の鉄骨を固定する太いアンカーボルトをあらかじめセットし、その後鉄筋を組むのでアンカーボルトは正確に保たれます。