大雪警報真っ盛りの十日町市の様子です。耐雪住宅だと雪庇が出ない限り何もしなくても大丈夫、これほど休まず降り続けると雪庇防止フェンスが有効でした。ちなみにフェンスの高さは屋根から2mで、十日町市の場合はこれがないと耐雪住宅としての補助金の申請できません。
大雪警報の中で、当社で施工した太陽光発電の上にも雪が積もっていません。他社で施工したパネルの上には雪が積もり人力で落としている所もありました。この後雪が降り止むと表面の雪が直ぐに落ちて発電を始めます。
新潟の冬は南国と比べて日射量が劣っていると考えがちですが、発電量はほとんど変わらないということなので、今後の設置が増えて行きそうです。
晴天に恵まれた1月19日に市内をパトロールしてきました。前日までフェンス近くまであった雪が、アッという間に嵩が激減しました。
落下式屋根のように、寒い日に強制的に落とした雪は、硬く締まってなかなか消えませんが、屋根の上で降り積もった雪は日当たりも良いので、本当に見ているうちに消える感じがします。
この3年間、たいした雪が降らなかったので、威力を発揮できなかった耐雪住宅も、ようやく日の目をみたところです。多くのお客様が「やっぱり耐雪住宅にして良かった!」と思った年ではないでしょうか。
昨年完成した駅西の耐雪アパートです。昼間も暖房している部屋の上では雪が少ないことが解ります。
上からは太陽に照らされ、下からは暖房で暖められ、雪はどんどんと減って行きます。
アパートのオーナーも「やっぱり耐雪で良かった!これだけの屋根を掘るのも消すのも大変な出費ですから」と喜んでいました。
最近の大手の木造アパートが異常に増えすぎたためか、上質の鉄骨造のアパートでもすぐには満室にならなくなってきたようです。
当の量産木造アパートも空室が目立ち車もほとんど停まっていません。
入居者が入らなくても家賃補償で建て主は安心と聞きますが、融雪屋根や駐車場を溶かしている出費は誰が払うのでしょうか?
空のアパート造り続けて行けばいずれ破綻するのは明らかで、家賃補償は泡と消えます。