仕事の打ち合わせで飯山市まで出かけて来ました。桜は散っていましたが菜の花が見ごろになっています。
そこでお客様からお聞きした不思議な現象を確かめたく、帰りに西大滝まで寄り道をして来ました。
長野県北部地震、震度6強に見舞われた栄村、そのお隣の西大滝地区で奇妙な光景が現れました。
場所は西大滝ダムの上流数百メートルの道路際で、地区の六地蔵が向きを90度変えて東の震源地栄村の方向を向いたのです。
六地蔵の隣には座ったような地蔵があり、この石仏だけは動いていません。
なぜ六地蔵は東を向いたのか?一説によれば西大滝地区を地震から守った・・・。はたまた、あれだけの大震災でありながら、死者が一人も出なかったのは六地蔵のおかげ・・・
何はともあれ、不思議な六地蔵に参拝者が絶えません。
「私も向きたかった・・・」との声も聞こえそうな左の地蔵さまは土台をモルタルで固められておりました。
また、近くにある馬頭観音像も東を向いたとのお話もお聞きしました。
東の栄村の向こうには津南町や十日町市があります。穏やかな地蔵さま何を思って方向を変えたのか?思わず手を合わせて感謝しました。