2回目の大地の芸術祭めぐりは中里エリアからスタート、最初に訪れたのは白羽毛の小学校跡のグランドに建つ、青木野枝「LIKE SWIMMING」です。鉄骨を切断し溶接した作品で、我が社の鉄工部でもこういったことが出来るのかなー?などと考えながら鑑賞しました。
同じく西田尻の瀬戸口の湯にある「空の粒子」も青木さんの作品で、鉄の輪を無数に連結した作品です。
今回も仕事柄古民家を中心に見たいと思いました。何処にでもある蔵を利用した作品です。
蔵の上には神社があり、なんだか雰囲気が良さそうだったので寄ってみました。
神社の境内には木漏れ日が入り、緑の苔を照らしています。こういう環境が芸術祭のもう一つの見どころです。
久しぶりに清津境に来ました。こちらも大地の芸術祭景気か車も人もいっぱいです。清津境トンネル美術館に入ると地域の樹木を炭化した作品が並んでいます。これは美術館で見るより、ここの雰囲気とピッタリマッチしていました。
次に小出の「うつすいえ」東京電機大学山本空間デザイン研究室+共立女子大学堀ゼミの皆さんの作品です。電機大学だけあって煤けた屋根裏から無数に下げられた光ファイバーの星が綺麗に演出されていました。「うつすいえ」とは、その光を床にはめ込んだ床に写すという意味なのでしょう。
続いて大地の芸術祭とは関係がありませんが、私が立てたニューグリーンピアの観光看板を見に来ました。全長32.4mの津南絵巻は訪れた観光客を圧倒します。この写真の中からポストカードを製作し店内で販売しています。
グリーンピアの上にはNPO法人かねさま蕎麦会が植えた12町歩の満開の蕎麦畑です。(一般の人は入れません)11月になると秋山郷の「GO雪蕎麦祭り」で美味しい新蕎麦がいただけます。
蕎麦畑を見たら蕎麦が食べたくなり新屋の「竹薮」で昼食にしました。店内を見渡すとここも芸術祭景気でほとんどのお客さんがガイドブックを持っていました。
腹ごしらえをして松之山エリアへ、最初の寄ったのが大成哲雄・竹内美紀子「上えび池名画館」です。
ここには笑えました、こんなこと良く考えましたね!私たちが知っている世界の名画をこの土地での写真で再現するという企画です。それも名画とそっくりのポーズをするということではなく、よく見ると雰囲気が似ているという、地域の良さを収めた写真展です。