信濃川プロジェクト2009
10月31日の信濃川プロジェクト2009をご覧になりました?私もNPO法人 雪の都 GO雪共和国の一員として頑張ってきました。
今回の企画は、もともと津南で4年前の大地の芸術祭で芸術家・景山 健氏の発案から始まり、その後も津南の町興しグループ「Wa」が引き継ぎ、毎年行っている河岸段丘花火が元になっているイベントです。
段丘花火も回を重ねるごとに打ち上げのバージョンを変えて盛り上がって来ていますが、イベント終了後のお酒の席で「今度は日本横断だ!」いや「信濃川を下って日本海まで、そしてその次は信濃川源流まで繋げる!」などと大きな夢を語っていたことが現実になりました。
この大イベントを実現に向けて奔走したのが、景山氏と共に県や各地の支援団体・観光協会・警察や地主など半年間に渡り駆けずり回った、我がNPOの勘定大臣・辻本和男君です。彼はこの数ヶ月で7キロもやて、ここ数日は食事も喉を通らなかったとか。しかも打ち上げの等日まで警察や関係者の所に廻り、肝心の花火が見れなかったと聞きました。
私たちと合流できたのも2次会の席で、乾杯後は疲れて眠っていましたほどです。
私は午後からとりあえず撮影ポイントの場所取りに長坂まで行きました。この場所に決定するまで写真仲間の情報収集から前夜の下見まで万全を尽くしてこの場所に決めました。
そのあと上郷中学校のイベント広場へ行き、羽倉・寺石方面へ自作のチラシをもってイベントへの参加をお願いしてきました。どの家も留守かお年寄りばっかりでしたが花火のことは知っていました。これも広報無線のおかげです。
花火点火1時間前、撮影ポイントに到着、長坂には20名くらいのカメラマンが陣取っていました。私も前回の段丘花火同様、カメラ2台とビデをを設置して6時を待ちました。その間にも続々と人が集まり展望台付近だけで200人以上そのほか坂の上下には車の渋滞が出来、諦めて他に移動するほど混雑しました。
さあ6時きっかりに県境の山の陰が明るくなり信濃川花火の始まりです。蛇行する信濃川の川筋沿いに打ち上がる花火は40秒そこそこで十日町へ、高台だったため十日町方面まで花火が上がるのが見えました。
撮影の結果はいまいち・・・ちょっと夜景を気にしすぎて絞込み過ぎたようです。
撤収して上郷中学校のイベント会場へ、ここも昼間配ったチラシ効果かカウントダウンの時には350人位が集まって花火を盛大に見送ったようです。絶対余ると思っていた大鍋のトン汁も品切れでスタッフ分がなくなり急遽2回目の買出しに行ったほどです。
その後も打ち上げスタッフが合流し、ひとまず記念撮影、中にはふんどし姿で花火を上げた鎌倉から来たツワモノも居ました。
会場では栄太鼓やピアノの弾き語りを聞きながら、写真仲間が自慢のカットを見せ合ったり、打ち上げの興奮を語りながらお酒が進みます。
宴もたけなわ、発案者の景山氏がご家族と共に駆けつけました。下流域も大勢の人が見ていたとのことで、景山氏を囲んで最後の記念撮影「来年もやろう!」などとまたデカイ話が・・・
ネットで検索していると十日町で打ち上げに参加した方の動画がアップされていました。私のビデオとは違い、打ち上げ場所の様子が写された迫力のある映像です。結建築設計室 阿部正義の日々ログ http://yuiarc.exblog.jp/