この時期になると気になるのが屋根雪の出っ張り、これを雪庇(せっぴ)と言います。
天気の良い日に溶けてしまえば良いのですが、せり出して来ると厄介なことになります。
当社の事務所の雪庇を落としているところです。経験者が行わないと雪庇と一緒に落ちてしまうこともあり、大変危険な作業です。
「雪庇が隣りの屋根に落ちて困っている」というお客様からの相談で設置した、木造の屋根に設置した雪庇防止フェンスです。
次は木造や鉄骨耐雪住宅に設置した雪庇防止フェンスです。
十日町市では、新築時に耐雪住宅の要件をクリアし、高さ2.0mのフェンスを設ければ、克雪住宅として認められ、44万の補助金が得られます。
雪庇防止フェンスを取り付けない施工例
十日町市以外の近隣市町村では、フェンスが無くても克雪住宅の補助金が受けられるので、フェンスを付けないお宅も多いです。(津南町で3m以上雪が積もった時)
私も同じような家に住んでいますが、これほど雪庇が出る前に、屋根に上がって回りだけ雪を落とします。
雪庇防止フェンスを取り付けた施工例(津南町)
高い所が苦手、又は屋根に上がりたくない、という方にはこのように雪庇防止フェンスを設置することをお勧めします。
木造耐雪住宅に設置した例(十日町市)
雪防止フェンスは後から取り付けることも出来ます。メッキ処理が施してありメンテナンスは不要ですが、1m当たり3.3万円程度、それに荷揚げ費がかかります。
※ 掲載した雪の多い写真は、今年撮影したものではありません。